今回は主に10~30代の
野球がうまくなりたい
ケガで悩んでいる
野球の成績・パフォーマンスが伸び悩んでる気がする…
トップレベルの選手になるには何をすればいいの?
といった悩みの解決に役立つ記事です。
結論として、たっっっぷりと「寝れば良い」ということです。
「寝るだけ?」と思いますよね?
逆に聞きたいのが、皆さん「しっかり」寝てますか?
睡眠の意識を変えて、寝る時間や質を高めるだけで、野球(他スポーツも含む)だけではなく、仕事や生活全般が上向くのは、ほぼ間違いありません!
「ほぼ」なんてダメですね。笑
断言しましょう。あなたの全てが、上向きます!
その理由について、説明していきます。
目次
睡眠時間の違い
2020年のNHK国民生活時間調査によると、日本人の平均睡眠時間は平日の場合、7時間12分だそうです。
ちなみに、これは2015年に行われた同調査に比べて3分短くなっています。
一方、トップアスリートと言われている選手たちの睡眠時間は、(*私がネットで調べた限りですが)8時間以上が当たり前、毎日11~12時間寝ている、という人もザラにいます。
年間トータルにすると、日本人平均とは、かなり差がありますよね。*1日2~3時間の違い → 年間730~1095時間の違いになる。
疲労回復には睡眠がいちばん
どんなマッサージも、どんなサプリメントも、どんなアロマも、
回復ツールとして、睡眠には勝てません。*睡眠のサポートツールとしては有効ですが。
なぜなら、睡眠には、肉体疲労にも精神疲労にも効果があるからです。
精神的な疲労回復
睡眠をたっぷりとることで、脳の疲労を取り除くことができるので
・ストレス解消
・集中力の向上
・「休めた」という感覚
を得ることができます。
ちなみに、多くの人の場合、1日6時間だと睡眠不足で回復には不十分です。
ごく稀に「ショートスリーパー」なる2~3時間の短い睡眠でOKな人がいますが、例外的な人種といえます。
睡眠時間が足りないと、ストレスを感じやすく、空虚感や不安感が蓄積されてしまうんです。
肉体的な疲労回復
疲れた身体の組織を再生させるうえで、欠かせないのが成長ホルモンです。
脳を休ませる「ノンレム睡眠」には、成長ホルモンを分泌させてくれるという効果があります。
日本医事新報社によると、
睡眠とGH(=成長ホルモン)分泌は深く関連しており,
睡眠開始後にGHのパルス状分泌が起きる。
睡眠中のGH分泌は年齢,性差の影響を受け,
若年男性では1日のGH分泌量のうち約60〜70%が,
若年女性では5割未満が睡眠中に分泌される。
とのことです。
疲労やダメージからの修復・改善に、睡眠は欠かせません。
超一流プレーヤーは寝ることを大事にしている
長期間、世界のトップで活躍している選手たちが、スポーツのジャンルを問わず睡眠を大事にしているのは明らかです。
そんな彼らに共通するのは「勝負どころの集中力」にありますが、その辺も睡眠の質が大いに関連していると感じます。
ここでは4人の超一流プレーヤーの睡眠について紹介します。
ジャスティン・バーランダー
MLBの世界で、サイ・ヤング賞2回、最多勝2回、ノーヒットノーラン達成3回、なにより30代後半になっても高いパフォーマンスを発揮するバーランダー。
彼の成功の秘訣が睡眠にあることはよく知られています。
バーランダーの、睡眠に関するコメントは以下の通りです。
「1日、10時間(以上)寝ている」
「私が長くプレーできるのはトレーニング=強化の成果より、リカバリー=回復を大切にした成果だ。回復とは、主に睡眠をとること」
「打撃成績で悩んでいる同僚が6時間しか寝ていないと聞いたから、そいつに『8時間は寝た方が良い』と伝えた。それから復調した。」
トレバー・バウアー
2020年、サイ・ヤング賞を受賞したバウアー。
実は、睡眠に関する悩みが過去にはありました。
本人いわく「なぜ良い睡眠がとれないのか、ずっと解明しようとしていたんだ。身につけられる最高の睡眠測定器を探していたんだ」(Full-Countの公式YouTubeチャンネルで独占インタビューより)
そしてバウアーは、睡眠をサポートする最新のデバイスを導入し、自身の睡眠をチェックしています。
テニスの2大王者も睡眠にこだわり
男子テニスの世界王者と言われたとき、「ノバク・ジョコビッチ」と「ロジャー・フェデラー」を思い浮かべる人は多いのではないでしょうか。
長く、絶対的な強さを誇る2人も、やはり睡眠にこだわりを持ち、睡眠を大切にしているんです。
ノバク・ジョコビッチ
寝る前に、
・瞑想をする
・日記を書く
といったルーティーンを毎回こなしてベッドに入るなど、睡眠の質を高める工夫をしています。
ロジャー・フェデラー
グランドスラム優勝20回を誇るフェデラーも、睡眠に関するこのような記述があります。
「僕は1日に11時間か12時間は寝たいんだ。そのぐらい寝ないと怪我をする」
フェデラーは夜10時間寝て、昼間に2時間ぐらい昼寝をするらしい。
*『テニス関連ウェブメディアTennis Tonic』より
まとめ
今回のポイント
・10~30代アスリートは睡眠を見直すことで全てが上向く
・肉体疲労/精神疲労、どちらも回復できるのが睡眠
・世界を代表するトップアスリートは、睡眠にこだわっている
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今回は以上です。