今回の記事は、少年野球の指導者の
威張りたいワケじゃないけど、選手には、言うことを聞いてほしい
暴言暴力は絶対ダメだけど、かといって、選手や親御さんにナメられたくはない
指導者として、貫禄というか風格を出したい
といった悩みの解決に役立つ記事です。
結論として、「見た目を大切にしましょう」という一言になります。
見た目にアプローチすることで、
選手や親御さんに対する印象が変わり、良い意味で指導者としての風格が出てくることでしょう。
その理由と、方法を紹介していきます。
見た目=権威性
なぜ見た目を大事にした方が良いのか?
それは権威性を発揮できるからです。
権威ではありません、権威性が重要なんです。
つまり、権威性=それらしく見えればOK!
「それらしく?なんか、胡散臭い」と思うなかれ。
皆さんも、これまでに権威性の影響力を受けたことがあるはずです。
権威性の影響力のすさまじさ
イェール大学のスタンレー・ミルグラムという心理学者が行った「電気ショック」を用いた実験をご存知でしょうか?
ミルグラム氏の実験は、以下のようなものです。
①実験に立ち会うのは3人(研究者/被験者/実験者)
②このうち、研究者と被験者は電気ショックがニセモノ(実際には流れていない)であることを知っている。
③ニセの電気ショックには「弱いショック~致死するレベルのショック」まで用意されている
④実験者は、被験者に問題を出題し、回答を間違えたら電気ショックを流すように研究者から命令される
⑤被験者は、電気ショックに耐えるフリをする
⑥間違うたびにショックの強度が上がっていくので、最終的には「致死するレベルのショック」を流すことになる
これを40人に試したところ、
・実験が進むと被験者は苦しそうにしている
・被験者が「助けてくれ!」などと叫び、助けを求める
・にも関わらず、全ての実験者(*実験者だけは、電気ショックが本物だと思っている)が致死レベルのショックを流すところまで続けた
・その理由を、実験者のほとんどが「研究者が『大丈夫です。続けてください。』と命令したから」と説明している
この実験から、人は「研究者」という権威性のある人物の命令に、盲目的に従ってしまう、ということが明らかになりました。
しかも、本物ではなく「それらしき人=ニセモノ」でも、権威者だと認識したらその人の命令にも、盲目的に従ってしまう可能性が高いんです。
ニセ医者やニセ弁護士に騙されて、何かしらの被害に遭うニュースを時折みかけますよね?
その被害者は「権威性」の影響を受けているんです。
想像してみてください。
・白衣を着たオジサンが病院にいたら
・同じく白衣かスーツを着たオジサンが大学にいたら
仮にその人がニセモノであっても、
「今から大事なコトを言うんで、言う通りにしてください」とか言われたら、従っちゃうかもしれませんよね。
【権威性】まずは、こんなところから
では、どこから見た目=権威性を高めていけば良いでしょうか?
今回は、2つ紹介します。
ユニフォームの着こなし
・ヨレヨレのアンダーシャツ
・パンツ(ズボン)スタイルのボトム部分がだらしない
そんな着こなし、していませんか?
私の身のまわりでも、見た目で損している指導者、結構多い気がします。
2枚の画像を見比べても、印象違いますよね?*私はストッキング(上の画像の水色)を見せる「オールドスタイル派」です。
「パンツスタイルって、よく分かんない」という人は、パ・リーグ.comというサイトが参考になると思います。
筋トレ
遠回りに見えて、最短なのが筋トレです。
引き締まった身体、姿勢の良さは、それだけで権威性が高まります。
お腹が「ボヨン」とした人と、引き締まった身体の人では印象が違いますよね?
同じ言葉でも、スタイル良い人の方が、説得力が増します。
自身の健康のためにもなりますし、風格も出て、良いことたくさんです。
この機会にぜひ、筋トレに挑戦してみてください!
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今回は以上です。