少年野球:親の悩み

【複合バット否定派】お子さんのバット選びのポイントたった1つ

お子さんのバットを買うために、

どんなバットにしようかな〜

どんなバットが良いんだろう?

悩んでいる、そこのお母さん・お父さん。

ちょっと待っていただきたい!

「少年野球 バット」と検索すれば、サイト上にはいかにも(当たれば)飛びそうな、性能が高そうなバットがズラーっと並んでいますよね。

私はこの状況に、強い疑問を抱いています。

この記事を書いているのは、

まっちー
・少年野球コーチ歴4年目(2022年時点)

・2021年11月、少年野球指導者資格「軟式野球コーチ1」受講修了

・少年野球の「複合バット」使用に反対しています

結論として、バット選びは

本人の感覚や感触で「なんとなく良い」と思ったものにしましょう

ただし、複合バットは除く

の2点です。

もうね、「レ○シー」「ギガ○ング」「ブラ○クキャノン」、子どもたちから没収してほしいです。*異論はあるでしょうけどね。笑

今回は、お子さんの成長につながるバットの選び方と複合バットの弊害について、説明していきます。

*複合バットに関する異論については返答し疲れたので、ここにコメントいただいても返答しませんので悪しからずm(__)m

複合バットのデメリット3つ

「レ○シー」などのいわゆる複合バットのデメリットは以下の通りです。

デメリット① 単純に高額過ぎる

「レ○シー」というバットは、税込でおよそ¥50,000です。

高すぎませんか?

春が来るたびに「新作」と称して、目新しい複合バットを、少し値段を上げて売り出すメーカー各社。

「ヒットは金で買う」といって買い付ける消費者。

メーカーは毎年「より新しく、より高性能なバットが(より高額になって)開発されました!」って売り出すんですよ。

こんなの各メーカーの「思う壺」じゃないですか。

デメリット② 複合バットの存在=「ピッチャーを守ろう」の逆

球数制限が導入されました。

これって、あたかも「小学生ピッチャーを守ろう」という取り組みが進んでいるように見えますよね。

しかし、複合バットの使用を認め続ける限りピッチャーなんか守れません。

バッターのレベルを問わず、複合バットを使ってくるバッターを抑えるのは、ピッチャーにとって難易度が高いです。

だって軽く振っても「バットに当てるだけ」で高確率でヒット(しかも長打)になっちゃいますもん。

現行のルール「『複合バット』という絶対的にピッチャーが不利になる存在を認めつつ、『ピッチャーを守る』っていう矛盾

これは、いつになったら解消されるのでしょうか?

デメリット③ 強く振る習慣が無くなる

アメリカや中南米で使われている金属バットの多くが「低反発」なのってご存知ですか?

↓に参考記事を貼っておきます。

Number Webより引用「低反発金属バット導入は一石三鳥だ。高校野球の金属バット問題を考える(筆者:広尾晃)

日本以外の国では、「バットは飛びにくい」のが常識です。

飛びにくいバットで飛ばすには?

強く振るしかありません

こうして日本以外の国では、強く振るバッターが育つんです。

「日本人と外国人とでは骨格が違う」とかいう問題ではありません。

「強く振る」という習慣が子どもの時からあるのか。

そこが、大きくなってからの日本と海外のバッターの差となって現れています。

バットの選ぶべきポイントはたった1つ

じゃあ、うちの子のためにどんなバットを選べばいいのか?

ズバリ「選手(お子さん)本人の感覚・感触」です。

お子さん自身が試しに握り、振ってみて「良いかも」「良い感じ」と思ったものを買ってあげてください!

その理由は以下の通りです。

理由① 野球って「感覚」のスポーツだから

野球に限ったことでは無いのかもしれませんが、少なくとも野球って感覚が全てと言ってもいいでしょう。

打つ・投げる・捕る・などなど。

どんな動きも最終的には本人の感覚=センスに頼らざるを得ません

で、感覚って磨かないと発達しないし、日常だとそういう機会って少ないですよね?

ということでバット選びは、本人の感覚や感触を重視してほしいんです。

感覚を磨く絶好の機会ですから。

理由② もしバット選びに失敗てもOKだから

「もし万が一、バット選びに失敗したら…」と不安になるかもしれません。

しかし、完全な失敗って無いと思います。

例えば「買ってすぐに凹んだ・折れた・ヒビが入った」とかなら完全な失敗ですが、それは単なる欠陥品です。

大事なのは、本人が「自分で選ぶ・決める」ことにあります。

自分で選んだという責任感や、バットへの愛着もわくはずです。

仮に「別のにすればよかった〜」と思ったとしても、それが教訓=貴重な経験となり、お金で買えない価値=生きる上での財産となることでしょう。

例外:「遊び」と割り切るなら複合バットもOKだと思う

基本的に、お子さんの複合バットの使用について、私は全面的に否定しますが、例外もあります。

それは「遊び」と割り切っている場合です。

選手(バッター)としての成長を考えると、『当てるだけで飛ぶ』『お金でヒットを買う』とすら揶揄される複合バットの存在は、弊害以外のなにものでもありません

しかし、成長とかそんなの気にせず、

おじさん達の草野球みたいに

「楽しくワイワイやろう!」

「なんでもいいから遠くに飛ばしたい」

という遊び心を持って使うなら、複合バットは有効なアイテムだと考えます。

(考え方次第では)複合バットには良い面もある

2021年11月、新潟市ハードオフエコスタジアムで「軟式野球コーチ1」の資格を首都来るための指導者講習会に参加してきました。

3日目の講義で「バッティング指導」というものがあり、バッティングに関する質問をする機会がありました。

この時講師を務めてくださったのは、新潟医療福祉大学の野球部総監督をされている佐藤和也さんです。

↑後ろにいるのが新潟医療福祉大野球部の選手。左が瀬監督、右が佐藤和也総監督です。

みなさんご存知ですか?

佐藤さんは、新潟明訓高校野球部で長年監督を務め、選手育成でもチーム成績でも実績を残した「新潟の野球指導者のパイオニア」のような存在です。

私にとっては雲の上のような存在で、直接会えただけで感激でした。

そんな中で、佐藤さんに思い切って「複合バットは成長の妨げになると思いますが、佐藤さんはどうお考えですか?!」と質問しました。

すると、佐藤さんから意外な答えが返ってきました。

「確かに良くない面もあるかもしれません。しかし『成功体験』を積む意味では、良い面もあるのではないでしょうか。」というものです。

なるほど、『成功体験』という意味ではアリかもしれない…そう思いました。

私なりに思う『成功体験』

私の質問に対する返答を佐藤さんからいただき、その言葉に納得しました。

私も『成功体験』は、指導者にとって重要なミッションだと考えるからです。

しかし!しかし!

振り返ってみると、私なりの『成功体験』ってちょっと違うんです。

というのも、子どもたちにとって財産になるような『成功体験』とは「時間がかかるかもしれない。それでも努力を積み重ねて、勇気を出して手に入れるもの」だと考えるからです。

そう考えると「複合バット=『成功体験』を生み出すもの」となるかは、やはり疑問符がつきますね。

結局のところ、

複合バットを使おうが使うまいが「努力」や「工夫」が選手自身できているか?

これが焦点になるのは佐藤さんと(畏れ多いですが)私とで共通しているんじゃないでしょうか。

で、私としてはやっぱり「成功体験に必要なのは努力であって、複合バットは必要ない(むしろ邪魔)」という結論に至るわけです。

まとめ

今回のポイント

複合バットにはデメリットがある

「性能」なんて、どうでもいい。強く振る努力で、ボールは飛ぶ!

複合バットで得られる『成功体験』があるかもしれない

結局は選手本人の「努力」が必要で、複合バットが絶対に必要なものではない

今回は以上です。

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