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【子育て】子どもが伸びる親の言葉/伸び悩む親の言葉

今回は、お子さんの教育に関する

おすすめの子育て方法ってなに?

よその子が賢くてうらやましい

出来の良い子って遺伝?

子どもってどういう環境で育てればいいの?

といった悩みの解決に役立つ記事です。

今回の結論は、

親の言葉の使い方次第でお子さんの伸び方が変わる

ということです。

つまり、経済面・住環境・塾や習い事などに関係なく、お子さんの教育は親の力である程度(*「完全に」とは言いません)は望ましい方向に導けるんです。

親の言葉の使い方次第で、お子さんは「放っておいてもグングン伸びる」でしょう。

その方法について詳しく説明していきます。

なぜ失敗を恐れ、嫌い、挑戦しない子が多いのか?

授業参観を想像していただきたいのですが、

先生から簡単そうな問題を出され「わかる人、手を挙げて」と言われると、子どものほぼ全員が

「はい!!!」と勢いよく挙手して答えたがります。

一方、難しそうな問題や、じっくり考える必要がある問題になった途端、「し~ん」と静まります。

先生がどんなに

失敗してもいいんだよ

と励ましても、発言する子は減ります。

もし間違ったり、失敗すると、泣き出しちゃう子も。

ここで思い出してほしいのが、励ます側の大人(あなた)が子どもだった時のことです。

やはり、自分や周りの子の多くが、失敗を恐れたり、落ち込んだり、中にはメソメソ泣いたりしてましたよね?笑

かく言う私がそうでした。

算数の授業で何かを間違えたとき泣いた記憶があります。

時代が変わっても日本の子どもって失敗を恐れがちなんです。

では、なぜ恐れるのでしょうか?

子どもが恐れるのは失敗ではなく「品定め」

もっと幼いときは

何でも口にくわえたり

よちよち歩きで何度も転んだり

失敗ばかりでしたよね?

こうして失敗を乗り越えて成長していったのに、どこかを境に「パタッ」と失敗を恐れだします。

原因はズバリ

子どもが「大人(特に親)に品定めされている」と感じるからです。

ウチの子はできる/できない子だ

ウチの子は賢い/賢くない

ウチの子は才能がある/ない

このような評価(品定め)をされていると感じると、挑戦することに消極的になります。

簡単に・素早く・自分に能力があると証明できることにしか意欲が湧かなくなるんですね。

そして、失敗を恐れ新しいことや難しそうなことには手を付けない。

残念ながら、将来的に伸び悩むパターンです。

積極的に挑戦できる子は勝手に伸びる

失敗を恐れず、あらゆることに意欲的に挑戦できる子って、目に見えてグングン伸びそうですよね?

こういう子って実際に放っておいても成長していきますし、

多くの親御さんも、お子さんに

たくさん失敗し、経験してもらいたい

と願うはずです。

では、学習意欲、挑戦意欲にあふれた子どもを育てるにはどうすればいいのでしょうか?

ここで親にできるのが、普段の言葉がけの工夫です。

子どもが伸びる言葉/伸び悩む言葉とは?

具体的なシチュエーションで「お子さんを伸ばせる言葉がけ/伸び悩ませる言葉がけ」を紹介します。

前置きとして、ちょっと面倒くさいと感じるかもしれません。

しかし、親がめんどくさがっていては前に進めないんです!

例:子どもの作文に対して

伸びる言葉がけ

書けている場合

「この作文にはキミの色んな意見が書かれているね、キミの気持ちが伝わってくるよ

書けてない(本人が納得してない)場合

「書くのは難しかったかい?でも、キミは頑張って書こうと思ったんだね!

伸び悩む言葉がけ

書けている場合

「お!もう書けたのかい。早いね。

「キミには文章を書く才能があるよ!

書けてない(本人が納得してない)場合

まだ書けないのか?さっさと書きなさい」

モタモタしてないで、習った通り書けばいいんだよ」

伸びり言葉がけをされると、親に応援してもらっていると感じて子どもの成長が促され、

伸び悩む言葉がけをされると、親に評価を下されていると感じて子どもの成長が妨げられやすいのです。

最後に、これがなぜ伸びる言葉がけ伸び悩む言葉がけなのかについて解説します。

なぜ伸びるのか/伸び悩むのか

今回のテーマについて、ある本に端的に表現している言葉があります。

それがこちらです。

ある種の褒め方──知的能力や才能を愛でるほめ方──だけは避けた方がいい

お父さんやお母さんは、自分がどれくらい頑張ったかではなく、自分の頭の良さや才能が自慢なんだ、と子どもに思わせるような褒め方はやめよう。

*「マインドセット『やればできる!』の研究」から引用

では、どう(褒め)言葉をかけるか?

その答えが、

子どもの研究に生涯をささげたハイム・ギノットもやはり、

「褒めるときは、子ども自身の特性をではなく、努力して成しとげたことを褒めるべきだ

という結論に達している。

*「マインドセット『やればできる!』の研究」から引用

「結果」ではなく、「経過(努力)」に注目して褒める・伸ばすことを考えましょう

こうなればお子さんは失敗しても、

考えること

努力すること

困難に対して挑戦すること

が、子どもにとって前向きなものとなり、放っておいてもグングン伸びていく子になるでしょう。

まとめ

グングン伸びていく子の考え方を育むポイント

子どもは失敗ではなく、大人からの品定めを恐れている

放っておいても伸びる子の特徴は「積極的に挑戦できる子」

伸ばす褒め方/伸び悩ませる褒め方がある

能力や知能ではなく、努力を褒めよう

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今回は以上です。

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