
効率的に、バッティング練習をやるには?
といった悩みや疑問の解決に役立つ記事です。
そもそも、バッティング練習の
・練習時間は?
・1人当たりの球数は?
・何か所でやる?
この辺がテキトーなチームって多いんじゃないでしょうか?
ドミニカ方式が参考になる
何もかも海外勢が正しいとは限りません。
しかし「野球大国」ドミニカ共和国方式のバッティング練習は
ドミニカの打撃練習
・1人当たり、5球(5スイング)
・1か所で行う
・打撃投手はコーチ
日本の強豪と言われるチームの「フリー打撃」って
日本の打撃練習
・1人当たり、3分前後
・ゲージは2~3か所
・打撃投手の他に、マシンの球も打つ
なぜドミニカ?
「堺ビッグボーイズ」というチームをご存知でしょうか?
筒香嘉智選手や森友哉選手を輩出した関西の名門チームです。
その名門チームで監督をしているのが、阪長友仁さんといいます。
実は私、阪長さんが主宰するオンラインサロンに参加させてもらっているんです。
阪長さんがビッグボーイズでの選手育成方法として採用しているのが、ズバリ、ドミニカの育成システム!
サロン内のオンラインミーティングでも、ドミニカ方式の1か所バッティングについて話がありました。
1か所がベストな理由
バッティングを1か所にした方が良い理由は、以下の通りです。
試合=実戦って、
・実戦は、1試合で4打席前後
・実戦は、当然1か所
・実戦は、投手から球が放たれる
・1か所だと、視線も1か所に集まる
よほど、ファールで粘らない限り、1試合で10球とか20球って打てませんよね?
それに、1人のバッターが延々と打ち続けてると、守ってる選手のほぼ100%がダラつきます。
であれば、1回のバッティング練習も5球程度の少ない数で、頻繁に交代していく方が、効率的です。
バッティング中の守備も、1か所であれば集中して守れるので質が上がります。
ノープランでのバッティング練習と比べれば、全体としての練習効率アップは間違いありません。
ちなみにプロ野球は?
ちなみに、プロ野球の試合前打撃練習は、以下の順番で行われます。
・1チーム目:ホーム側、2か所
・2チーム目:ビジター側、1か所
なぜ2チーム目が1か所なのか?
理由は、2チーム目のバッティング練習中に、観客が入場するからです。
バッティングを2か所でやると、打球が客席にガンガン飛んできて危ないですよね?
ということで、安全に配慮して1か所で行っているんです。
練習効率の圧倒的向上!
今まで、なんとなくバッティング練習をやっていた、あるいは選手にさせていた皆さん。
取り組み方を変えると、同じバッティング練習でも別次元のように練習効率が高まります。
これまで「全体的にダラダラしてんな~(怒)」とイラついていたとしたら、それはダラつくような環境が原因だったのかもしれません。
この機会に、練習のアプローチをぜひ、検討してみてください!
今回は以上です。