
少年野球チームでコーチをしています
自身も選手としてレベルアップ目指しています
これまでにトレーニング関連に約¥50万投資
今回は、ピッチャーの
なにをやっても球速が上がらない
身体が小さいと球速は上がらないの?
筋トレで筋肉を増やさなきゃダメ?
自分は細身だから速い球は投げられない?
といった悩みの解決に役立つ記事です。
筋力アップではない、体格でもない、全く違った球速アップできる方法があるのに、あまり知られていません。
そのポイントとなるのが最大外旋位です。
なにそれ?知らない
聞いたことあるけどよく分からない
という人もいますよね?
そういった人にとって、新しい球速アップのアプローチです。
ぜひこの記事をご参照ください。
最大外旋位とは?
ちょっと長ったらしくなりますが、
最大外旋位とは
リリースの前、身体を外側へ捻じったとき、最も胸が反った(張った)ときの肩の位置のことを言います。
これが最大外旋位です。*写真は私です。
この時の肩関節や胸郭が柔らかくしなやかに動かせる選手ほど球速が出やすいと言われています。
ちなみに、写真の私の肩関節は硬い(良くない)部類です。笑
補足、この時の球速は116キロでした。
最大外旋位が凄まじい代表例
凄まじい最大外旋位の代表例が、169キロの快速球を投げる左投手、NYヤンキースのアロルディス・チャップマンです。
「Sports Science」という動画でチャップマンのスゴさが解説されています。
全編英語ですが、要点をまとめると
ココがポイント
①ストライド=踏み出す歩幅が、
平均的なメジャーリーガーが身長×0.87倍センチなのに対して、
チャップマンは身長×1.20倍センチ
②踏み出す時のスピードも15%速い
③両肩の捻りも平均より大きい
他にもリリースポイントの違いなども解説されています。
ここで重要なのは、体格や筋肉ではなく、身体の使い方が優れていることが169キロを投げ込む最大の秘訣ということです。
チャップマン投手の映像と私の写真を見比べてもらえば、一目瞭然です。
身体の使い方にアプローチしていきましょう!
自宅でできる!おすすめ最大外旋位トレーニング
ではどうやって最大外旋位を鍛えるか?
その方法を紹介していきます。
胸郭・胸椎のエクササイズ
Mac's Trainer Room野球トレーニング専門チャンネルより
これらのストレッチを毎日行うことで、身体に「しなり」が生まれるようになります。
Jバンドエクササイズ
動画で、山岡投手は簡単そうにやっていますが、けっこうコツが要ります。
尚、Jバンドを使った球速アップエクササイズは数多くあります。
その詳細は、↓の記事です。
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【Jバンドエクササイズ】肩をケガから守る球速アップトレーニング
続きを見る
まとめ
最大外旋位のポイント
・最大外旋位とは?リリースの前、身体を外側へ捻じったとき、最も胸が反った(張った)ときの肩の位置
・プロの投手の最大外旋位はエグい!
・最大外旋位で角度をつけられると体格や筋肉に関係なく球速が出やすい
・最大外旋位を磨くストレッチやトレーニングは自宅でもできる
今回は以上です。