
2004年:新潟県上越市の「進学率ほぼ100%」の高校に入学
2007年3月:高校を皆勤賞で卒業
2008年:大学行きたくて、新聞配達しながら予備校に通い猛勉強するも、失敗
2009年:2浪するも、道を踏み外してしまう*犯罪とかではありません(笑)
結局「高卒」のまま、今に至る
大学受験、失敗したー!!!
仲間は合格。自分だけ…ク〇が~!!!
浪人したのに、また失敗した~!!!
大学落ちた。人生おしまいだ…。
大学進学を目指して、自分なりに準備して頑張ってきた人にとって「不合格」という結果は、惨い仕打ちです。
大学側にそんな意図は無いことは分かってますが、失敗した人間の心はかなり傷付きます。
私もそうでした。
そんな私(高卒)は今どうしてるかと言えば、
フリーランスでライターをやりつつ、スポーツジムでバイトする低収入な32歳の独身男です。(笑)
でも、負け惜しみでもなんでもなく、大学に行かなかったことを全く後悔してません。
なんなら、30歳を過ぎて人生が徐々に上向いています。
今回は、大学受験に3年連続で失敗した経験から同じ辛さ、悲しさに直面している皆さんに向けて「とりあえず、大丈夫ですよ」という記事です。
気休め程度かもしれませんが、読んでみてください。
1浪して落ちたときは、泣きました
しばらく、私の体験談にお付き合いください。
当時18歳の私は、地元である新潟県上越市と皆勤賞で通った高校が大嫌いでした。
そこで全てを変えたくて、「新聞奨学生」として上京し大手の予備校に通うことにしました。
知り合いなんて一人もいませんが、それが良かったんです。
自分で働いたお金で予備校に通い、
高校教師とは比較にならないほどレベルの高いプロの講師の授業を受けました。
成果として、センター試験の成績は伸びました。
国語(現役:105点/200満点→1浪:163点/200)
英語(現役:110点/200満点→1浪:149点/200)
他教科も軒並みアップ!
報われた!
私は、福島大学(スポーツ・芸術専攻)に入りたくて2次試験に挑むことに。
センター試験の時点で定員23人(くらい)のところ、127人の志望者中、なんと!2位の成績でした。
さすがに落ちないだろうw
油断していたのですべり止め受験もしておらず。
自業自得とはいえ、人生に絶望し、死にたくなりました。
2浪目で脱線、それが意外と…
2浪目の春。失意のどん底です。
とりあえず、1浪時の予備校のテキストがあれば勉強はできるので、東京の立川にアパートを借りて宅浪することに。
合間には近所のスポーツジムでアルバイト。
しかし、完全に自信を失っていた私は、このバイトの研修ですら合格できないまま3か月でこのアルバイトを辞めてしまいます。
しかも、無断で。
最低な辞め方であることは分かっていましたが、何もかも嫌になってました。
受験に大失敗。人生お先真っ暗。
そんな2008年の夏。
部屋に引きこもり、北京五輪のテレビ観戦、飽きたらゲームという本当にダメ人間の生活になってしまいます。
そんな折、中学の同級生から突然メールがきます。
「まっちー!元気?」
「俺は大学休んで、尊敬できる人の下でビジネス勉強してて…」
なんとなく想像つきますよね?(笑)
如何にも怪しいこの「ビジネス(笑)」の勧誘。
しかし、恐ろしいことに心が弱り切っていた私には「救い」に感じられてしまいました。
危ない宗教とかマルチ商法とかって、この手法で「心が弱っている人」を標的にしてるんですよね。
今現在、傷つき落ち込んでる人へ。
優しく勧誘してくる人がいたら、話し相手にだけなってもらいましょう!
ちなみに、まんまと誘いに乗った私は、「ビジネス」の
発信基地である派遣会社に登録し、馬車馬のように働きます。
「ビジネス」で成功させたければ友達や知り合いをたくさん勧誘するのが条件でしたが、それだけは拒否しました。
おかげで、タダでさえ少ない友達をさらに失うことは免れました。(笑)
しかし、この派遣会社でトップに君臨する人たちの、部下(私のような末端構成員)のやる気に火を着ける巧妙なトークは参考になりました。
加えて、在籍約1年で30近い職種の仕事を経験できたのも、体験談にできたり、ムダにはなっていません。
転機は1年が経とうとしていた頃。
既に辞めていた仲のいい元同僚から「あそこに長く居てはダメだ!」と説得され、すぐに辞めることにしました。
立ち直るのに時間はかかります。でも立ち直ったその時は…!
派遣会社を辞めた私は、その後、大まかに
大学受験に失敗してから
・2010年:神宮球場のグラウンドキーパーに応募し採用、約6年勤務
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・2016年:青森県弘前市で「ICT支援員」という仕事を紹介され、迷わず飛び込み現地の小中学校で1年勤務
・2017年:地元にUターン就職。全く経験のない農業法人での農作業(米作り)で3年勤務
・2020年:農業法人を辞め、フリーランスとして記事の執筆、副業で地元のスポーツジムでアルバイト
・2019年:卒団した少年野球チーム(チームブログにリンクします)にコーチとして復帰*チームのブログは私が運営しています
今は嫌いだったはずの地元にいます。(笑)
失意の底にいた当時、研修すら合格できなかったスポーツジムでバリバリ働けています。
好きなコト(野球とその体験)を通して、たくさんの人と楽しく交流しています。
本来なら、大学に通ってハッピーな学生ライフを過ごすはずの時間は、ハッピーとはかけ離れたアブノーマルかつ濃厚な時間となりました。
そのおかげでむしろ人生が好転しているのでは?と思っています。
落ちた当初はめっちゃ傷付きましたよ(笑)
高校の卒業式で泣いてる同級生を気色悪がってた私が、1浪時に大学落ちて号泣しましたから。
そして、誰でも合格できるバイトの研修すら合格できず逃げ出し、怪しい「ビジネス」にのめり込む。
絵に描いたような転落人生を歩みましたが、気が付けば傷は癒えてました。
そうして立ち直り、前向きにジタバタしてみたら、色々おもしろい経験や出会いが待ってました。
あなたにも想像もつかない経験や出会いが待っています。
そこできっと、新たな「気づき」を得ます。
私の最大の「気づき」は自分の人生をいかに人の役に立てられるか?がテーマだということです。
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「気づき」を積み重ねているうちに、「高卒・大卒?どっちでもいいんじゃない?(笑)」と思えるようになっています。
最後にもう一度。
大学受験失敗は、頑張った人ほど深く心が傷付きます。
その分、立ち直るのに時間はかかります。
しかし、「どう立ち直るか」に、その人(あなた)の人間としての本質が表れます。
立ち直ったら、そこからは「色々トライする→考え→気づき」を繰り返せるようになれば、きっとあなたの人生は好転すると思いますよ。
あなたは、大丈夫です!
あわせて読んでいただきたい
「大学受験落ちてつらい…」という稀有な経験をされたのなら、それをブログで共有してみてはいかがでしょうか?
下の記事は少年野球チーム向けの記事ですが、あなたのブログで誰かが精神的に救われるかもしれません。
今回は以上です。