
・少年野球コーチ歴3年目
・野球技術だけではなく、心理学・マーケティングを通してコーチングについて勉強しています
・所属するチームにトラブルらしきものはありません*私が気にも留めてないせいかもしれません(笑)
お子さんが少年野球(スポーツ少年団)に所属している親御さんのなかには
ウチのチームの保護者に、しょっちゅうトラブルを起こす人がいる
試合のたびに、「あそこの親」と顔を合わせるの本当にイヤだ!
父母会とか親同士の関わりがめんどくさい
といった悩みや怒りをお持ちの方、いらっしゃるかと思います。
今回はそういった悩み、怒りの解決に役立つ記事です。
今回の結論は、「解決できるのは『いま』の『じぶん』だけ」ということです。
どういうことか?
以下で説明していきます。
トラブルメーカーの生態
保護者間でのトラブルメーカーの存在、ホント困りますよね。

「なんで揉め事を起こすの?」
「なぜわざわざ、ややこしい状況にするの?」
「マジで、カンベンしてよ…」
「顔見るだけでストレスが…」
子どもたちが純粋に野球を楽しんでくれるだけでいいのに、
毎週末になると

「また『あの人』と顔合わすのか~…」
「なぜ親が苦しまなければならないの?」
こういう悲鳴・ため息をSNSや別チームで耳にします。
トラブルメーカーさえ存在しなければ、チーム環境が良くなるのに…
実は、「トラブルメーカー」と呼ばれる人々の多くは、無自覚ながら「ある願望」を心の奥底に秘めています。*無自覚だからタチが悪いんですが…
それは『相手(あなた)を支配したい』という願望です。
自分にしか関心がない
トラブルメーカーって基本的に自己中心的な考えの人なんですよね。
そんな人の特徴を、的確に表現したのが以下の文です。
自分にしか関心を持たない人は、自分が世界の中心にいると考えてしまいます。
こうした人たちにとっての他者とは、「わたしのために何かをしてくれる人」でしかありません。
「みんな私のために動くべき存在であり、私の気持ちを最優先に考えるべきだ」と、半ば本気で思っています。
*「嫌われる勇気」より引用
恐ろしい考え方ですが、現にこういう人、います…。
『支配したい』願望
また、あなたやあなたの身近な人を「支配」しようとするのもトラブルメーカーの特徴の1つです。
その説明が、以下の通りです。
自らの不幸を武器に、相手を支配しようとする。
自分がいかに不幸で、
いかに苦しんでいるかを訴えるかによって、
周囲の人々(たとえば家族や他人)を心配させ、
その言動を束縛し、支配しようとしている。
*「嫌われる勇気」より引用
この一文がトラブルメーカーの生態を的確に表現しています。
皆さんの身のまわりのトラブルメーカーにもあてはまりませんか?
収拾がつかないようなトラブルを吹っ掛けてくる人の深層心理には「身近な他人を支配したい」という願望・欲求があるんです。
断言します。
『相手を支配したい』願望の人に付き合うのって時間の無駄です。
トラブルメーカーのトラブルは、根本的な解決がほぼ不可能だからです。
他人(トラブルメーカー)の価値観を捨てると楽になれる!
時間の無駄なのはわかってるけど、チーム内の人だから無視するわけにいかない
と言われそうですが、行き着くところ『トラブルメーカーは他人』なんです。
他人の生態や価値観を変える=動かすのは不可能と割り切りましょう。
自分で思い通りに動かせるのは自分のことだけです。
変えられるのは「いま」の「じぶん」だけ!
トラブルメーカーは、時には監督コーチなどの権威の力を借りて、あなたや他の親御さんをトラブルに巻き込もうとします。
まぁ~、タチが悪いですよね!笑
まともに関わっていたら目の前の世界は、もはや「カオス=混沌」です。
再び「嫌われる勇気」からの引用で、
世界や自分への意味づけ(ライフスタイル)を変えれば、世界とのかかわり方、そして行動までも変わらざるを得なくなります。
この「変わらざるを得ない」というところを忘れないでください。
あなたは「あなた」のまま、ただライフスタイルを選びなおせばいい。
自分で選び、変えられるのは、「いま」ここにいる「じぶん(あなた)」だけ!
それができれば、トラブルメーカーが存在しようがしまいが世界の見え方が、きっと変わってきます!
まとめ
ココがポイント
相手(あなた)を支配しようとする人に負けないで!
トラブルメーカーのトラブルは解決しなくて良い!
トラブルメーカーは他人!他人は変えられません。
他人の価値観に生き、他人の人生を生きてはダメ。
変えられるのは「いま」の「じぶん(あなた)」だけ!
他人の人生を生きない方法を詳しく知るには
ここまでお伝えしてきた、
・他人は変えられない
・他人の人生を生きない
を、分かりやすく説明しているのが「嫌われる勇気」です。
人間関係に悩んだり、生き方に悩んでいる人の助けになる一冊だと思います。
少なくとも私にとって、非常にありがたい一冊でした。
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今回は以上です。