
・少年野球コーチ歴3年目
・野球のコーチングのために、心理学やマーケティングについて勉強しています
今回は、野球少年少女の親御さんの
他の親との付き合いに限界を感じる…
今のチームの雰囲気の悪さに耐えられない
チームを辞めたい(辞めさせたい)けど今後の付き合いが心配
といった悩みの解決に役立つ記事です。
結論から申し上げますと、「さっさと辞めてしまいましょう」です。
そう言い切れる理由について説明していきます。
トラブル・揉め事、マジ勘弁!涙
子どもたちが主役の少年野球。
にもかかわらず、「あれ?この人、オーナーか何か?」というくらい偉そうだったり、権威を振るう大人が稀に(ホント稀です)いますよね?
私がコーチをさせてもらっている「ひがし・S・ライナーズ」には、そんな大人はいません。*過去にはいたみたいですが…
運悪く、そういった監督・指導者やモンスター父母会長などに出くわしてしまったら、どうすればよいのでしょうか。
大きな共同体の声を聴く
今回、最もお伝えしたいのは、ズバリこれです。
アドラー心理学の名著:「嫌われる勇気」の一文を引用します。
われわれが対人関係のなかで
困難にぶつかったとき、
出口が見えなくなってしまったとき、
まず考えるべきは「より大きな共同体の声を聴け」という原則です。
チームマネジメントにおいて、チーム・組織内の揉め事を「コップの中の嵐」と表現されることがあります。
「コップの外」に出る、または「コップの外」の情報を得ることが解決のきっかけとなります。
小さな共同体
「少年野球チーム:A」なら「A」という小さな共同体の共通感覚だけで物事を判断せず、より大きな共同体の感覚に従うのです。
具体的には、TwitterなどのSNSを通して、
SNSでできること
・全国の似た悩みを抱える親御さんと情報共有
・全国の優れた指導者の考え方を共有
それだけで、皆さんの気持ちが楽に、前向きに変わっていきます。
私(のチーム)だけじゃないんだ!
こんな素敵なチームもあるんだ!
と思える存在がきっと見つかります。
「A」という単一チームの共通感覚なんてちっぽけなモンです。
指導者や父母会長は「小さな権力者」
仮にあなたのチーム(だけ)で絶対的な権力者として権威を振るう指導者や父母会長がいたとしましょう。
しかし、そんな権力や権威は、小さな(本当に小ぃ~さな)共同体だけで通用する共通感覚であって、それ以上のものではないんです。
コップの外に出ると、
あ~、しょーもない内輪揉めだ(った)な…
と思うに違いありません。
いつまでも悩んだり、困っていたら、
時間がもったいないです。
あなたは次の行動に移りましょう!
今後の付き合いは、心配無用
次の行動に移る、とは具体的に
・権威を振るう人に、毅然とした態度で振る舞う
・退団、そして大きい共同体を見渡し、次の選択肢を探す
の大きく2つです。
大きい共同体なので、野球にこだわらず、地域にこだわらず、自由な発想で選択できます。
ただ、

といった心配があるかもしれません。
もしも、同じ学校の元チームメートがお子さんに何らかの危害を加えるならば、確かに、解決すべき問題です。
この解決方法も、これまでと同様です。
単一の学校・学級という小さな共同体=「コップの中の嵐」です。
であるならば「コップの外」に転校してしまうのは、1つの手っ取り早い解決法だと思います。
また、大きな共同体に、他の解決方法も必ず存在しますから、SNSを利用するなどして精神的に広く見渡してみましょう!
まとめ
ココがポイント
・チームに所属することがツラいときは「チームより大きな共同体の声を聴け」が原則
・あなたのチームの権力者は小さな、小ぃ~さな権力者
・小さな権力者との関係なんて、継続しても無価値。さっさと捨ててしまえば良い
・その後の付き合いが心配?大丈夫です、もっと大きな共同体が他に必ず存在します!
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今回は以上です。