自己紹介
町田 伸之介
直近の経歴
・2019年1月〜2023年5月 学童野球コーチ
・2024年4月 パーソナルトレーニングルーム「B-METHOD」オープン
・同年9月 りらいぶパティオ オープン(店長)
・同年11月からNPO法人DEWの野球塾にメイン講師として参加
上越市内をメインに小〜高校生の野球の個別指導をさせていただいてます。
資格
・NSCA-CPT
・走りの学校インストラクター(レベル3)
・軟式野球コーチ1
今回の記事では「子どもが野球初心者なんだけど、なんだか不安」「道具以外でどんな準備をすれば良いんだろう?」「初心者がやるべきことはなに?」といった疑問や悩みに役立つかと思います。
結論を言うと「野球に関するやるべきこと」は特別何かをする必要はありません🙆(だいじょうぶ!)
となります。
以下で説明させていただきます。
小学生の野球初心者へ
今回は技術的なことや心理面での話になりますが、結論全く問題ありません。
捕る・投げる・打つといった「スキル」、覚えることが多いと言われる「ルール」。
どちらも続けていくうちに身につきます。
事前に野球の技術を身につけたら良いとか考え過ぎないでください。
強いて言うなら、野球を始める前に少しでもルールを覚えておくと役に立つので野球の試合をたくさん観ておくことをオススメします。
試合を観る方法(テレビやスマホ等)については後述するのでご覧ください。
また、力の差が出やすいポイントについても紹介しているのでそちらも合わせてご覧ください。
初心者で中学から野球を始める場合
中学から始めたら遅すぎるかな?
という不安がある方へ。
目標やモチベーション等の違いはあるでしょうけど結論、心配いりません。
「あえて中学から始める」ケースもある
小学生時代に所属するチームによっては「方針」「伝統」等によって独自の練習法やフォーム指導を行っています。
各チームの取り組みの何が「良い/悪い」についてここでは追求しません。
一つ言えることは、子ども達は所属するチームでの取り組みに影響を受け、その先の野球にも影響を与えるということです。
実際に「小学生時代に経験と引き換えに変な癖がつくなら、チームに入るのは中学以降が良い」という方針のご家庭の話も聞いたことがあります。
初心者は何をすればいい?
パーソナルトレーナーとして主に小〜高校生の選手を見てきて思うのは、スキルやスケールが伸びる、伸び続ける選手には共通点があるということです。
それは野球歴ではありません。
私が思うに「どのくらい運動神経があって」「どのくらい野球が好きか」この2点に尽きます。
そこで野球を始める前(始めたあとも)にやることを提案したいのが次の2つです。
①外で遊ぶ・野球以外の運動スキルを磨く
意外にも強いチームでレギュラーに入るような小学生や中学生でも「身体が硬い」「ブリッジができない」「野球以外の運動が苦手」といった選手が多いんです。
もっと言うと甲子園に出場するような強豪校に所属して試合で投げているけど、球速は非常に速いけど守備が苦手なエースピッチャーがいました。*2024年夏の甲子園大会の話です。
つまり、小さい頃から狭い範囲で自分の興味のあることしかしてこなかった影響が年齢とともに表れているんです。
ピッチャーであれば速い球を投げる練習は夢中でやったけど、バント処理・牽制などの練習をせずそのスキルも無いピッチャーはチームを勝たせるピッチャーにはなれません。
ましてや身体が硬かったり他の運動ができない(だからやりたくない)と言う選手に、今後の成長が見込めるとも思えません。
初心者かどうかは関係なく、野球以外の遊び(動き)ならなんでも良いので公園や広場などで友達同士で遊んだり、習い事ならスイミングや体操にチャレンジすることをオススメします。
②ひたすら野球を観る
おすすめはなんと言っても高校野球、かの有名な「甲子園」大会です。
テレビさえあれば、NHKが映れば、いくらでも高校野球(甲子園)大会期間中は全試合テレビ観戦できます。
バーチャル高校野球(SPORTS BULL)
冬場など試合・大会が無い期間はどうしたらいいでしょう?
ネット環境があればSPORTS BULLというサイトの「バーチャル高校野球」もオススメです。
というのも、このサイトでは「地方大会見逃し動画」を配信しており多くの地域の地方大会の1回戦〜決勝までの試合開始から終了まで視聴できます!*一部地域では配信してません。
ちなみに私の住む新潟県の地方大会も、ご覧の通り!
甲子園開催期間中は全ての試合がライブ視聴できますし、毎年春(4~5月)と秋(9~10月)に行われる東京六大学のリーグ戦などもライブ視聴可能です。