野球のパフォーマンス

知ったら球速爆伸び!?ピッチャーの「踏み出し足」のポイント4つ

今回は主にピッチャーをやっている人の「踏み込み足」に関する悩みの解決に役立つかと思います。

その手前の悩みとして、

自分のフォームには勢いがついてない気がする…

「馬力」があるピッチャーたちは、なんであんな感じで投げられるの?

といった状況の人はいませんか?

その原因が踏み出し足にあるかもしれません。

自己紹介

町田 伸之介

新潟県上越市出身で1988年生まれ、小学1年から高校3年まで野球をやってました。

・2024年から野球をメインにしたパーソナルトレーナーとして活動

・資格「軟式野球コーチ1」「NSCAーCPT」など

地元上越市を拠点に野球をメインとした個別指導・団体指導を主にさせていただいてます。

 

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2024年11月からは、NPO法人上越スポーツラボDEWの野球塾のメイン講師も担当させていただいています。

「知らなかった」という人は伸び代がすごい

「今まで踏み出し足なんて意識したこと無かった」という人、最高です!

伸び代がものすご〜くあると思ってください!

踏み出し足の感覚が身につくことで、まずピッチングフォームに勢いがつきます。

フォームに勢いがついたら必然的に球速だって上がるはずです。

また、勢いをつけるためには体幹の安定性が欠かせません。

体幹が安定すればコントロールだって…!

ということで、ピッチャーは踏み出し足の感覚を身につけることで「球速アップとコントロール向上のダブルで効果が期待できる」ということです。

そのための結論ですが「股関節やお腹の使い方や感覚を入れる」ことで良い方向に進む可能性が高いです。

踏み出し足の役割はアクセルとブレーキ

投球動作において「強さ」を出すために、欠かせない要素があります。

それが「アクセル(加速)とブレーキ」です。

アクセルはわかるけどブレーキがいるの?

と思う人もいるかもしれません。

自転車や車を想像してみてください。

猛スピードで進んでいる状態で急ブレーキがかかったら…

自転車や車にすごい衝撃(エネルギー)が加わると思いませんか?

車体の後輪が浮くとしたらよほどの勢いですよね。

ピッチングのパフォーマンス向上にはこのアクセルとブレーキによるエネルギーが欠かせません。

そして、ピッチャーの踏み込み足の役割はアクセルとブレーキの役割を両方担っているんです。

ここからは踏み出し足を具体的にどう使うか説明していきます。

①足といっても、足先ではなく股関節とお腹

まず初めにお聞きしたいことがあります。

あなたの足はどこからどこまでですか?

もちろん股関節の付け根から足先までですよね。

しかし、踏み出し足を進化させたいあなたは今日から「自分の足はお腹(脇腹)から生えている」という意識をもってください!

ということで踏み出し「足」ではあるものの、お腹や股関節から入っていきましょう。

②3つのエクササイズで具体的な感覚を身につける

3種目を紹介*道具不要、自宅でもできる

 

1つ目:前方ランジ

踏み出しの基礎と言えるエクササイズです。

上半身で反動をつけないことがポイント!

左右10回ずつを目安に行いましょう。

2つ目:お尻の回旋エクササイズ

軸足でお尻を回旋させつつブレーキの役割も身につけるエクササイズです。

正しいフォームで繰り返すと、5回目以降だんだんキツくなってきます。

こちらも回数は左右10回ずつを目安に行いましょう!

セット数ですが、イメージとしてセット数=イニング数に置き換えて10回✖️⚪︎セットと回数を設定するのもオススメです。

ただ、他のエクササイズも同様ですが最初は正しいフォームで行えているかを重視しましょう。

3つ目:捻りとブレーキを加えたランジ

踏み出しと同時にピッチングの回旋要素を加えるエクササイズです。

さらに踏み出し足で地面を押して安定させながら、軸足(後ろ足)の強いプッシュを入れるのがポイント!

両足を連動させる感覚が身につくことも期待できます。

こちらも回数は左右10回ずつやってみましょう!

③短距離走のテクニックを感覚として入れる

こちらは走りのテクニックの一つ「ホッピング」という動きです。

ピッチャーの代表的なメニューといえば「ダッシュ」ですよね?

もちろんダッシュを数多くこなすことで大きく成長した投手たちがいることは知っています。

では、同じダッシュでも体の使い方を少しでも理解して行うダッシュとガムシャラに行うダッシュだったらどうでしょう。

動画の「ホッピング」は体の使い方の参考事例の一つですが、地面からの反発を得るという大切な要素を含んでいます。

走ることはもちろん、投げる・打つにも繋がる感覚です。

1〜2分で行えるエクササイズなので、ホッピングもぜひ試してみてください!

まとめ

今回は、ピッチングにおける踏み出し足の使い方を通して「球速アップ」「コントロールアップ」を狙うためのポイントについて紹介しました。

・投球に速さや強さを出すための「アクセルとブレーキ」

・踏み出し足の感覚を身につけ、能力を伸ばすことが期待できるエクササイズ3種

・走りのテクニックを加えるのもオススメ

という内容でした。

もし「踏み出し足のことなんて、意識したり考えたこと無かった」という選手はグーンと伸びるチャンスかもしれませんね。

この機会にぜひ挑戦してみましょう!

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